
KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum
瑞穂酒造とバーテンダー後閑慎吾氏との共同開発。黒糖ラムをベースに、沖縄のボタニカルを浸漬&蒸溜。フルーティ&スパイシー、磯の風味、根菜などのルート感。おすすめは塩トニック割。沖縄の海を感じるスパイスドラム。
SPEC
ベーススピリッツ:黒糖ラム
ボタニカル:アーサ、ヒレザンショウ、ハマボウフウ
容量:500ml
アルコール度数:43%
DETAILS
沖縄の恵みを世界へ、沖縄黒糖とボタニカルから生まれた沖縄の海を感じるスパイスドラム。沖縄の黒糖から作るラムをベースに、アーサ、ヒレザンショウ、ハマボウフウといった、沖縄の個性 的なボタニカルを浸漬、蒸溜。黒糖ラムらしく甘い風味が程よく感じられるベーススピリッツと、ヒレザンショウのフルーティでスパイシーな香りに、アーサの磯様の風味が広がり、根菜を連想するハマボウフウの風味が味わいを引き締めます。特に氷や割材を加えることでアーサの風味が徐々に広がっていき、その変化も楽しめます。まさに沖縄の海辺を感じられる味わい深いスピリッツに仕上がりました。
【KOKUTO DE LEQUIOシリーズ 第三弾】
「KOKUTO DE LEQUIO」は直訳すると「琉球の黒糖」。大航海時代に到来したスペイン人とポルト ガル人が琉球を“レキオ”と呼んだことに由来し、黒糖と沖縄の魅力をバーの視点から世界に発信するこ とを目指すリカーブランドです。プロジェクト第1弾は沖縄の伝統素材である泡盛と黒糖、黒糖ラムに よる世界初の黒糖リキュールとしてスタートしました。第2弾では沖縄農業の課題解決を目指すことをもう一つのテーマに設定。搾汁後のシークヮーサーを ボタニカルとして有効活用し、沖縄特有の「月桃」と「ピパーチ(ヒハツモドキ)」の風味を生かした 黒糖スパイスドラム「Yambaru Spiced Rum」をリリースしました。第3弾でも、黒糖や島の素材を通じて沖縄の魅力を発信することを目標にするとともに、地域産業の課題も継続してリサーチ。その過程でアーサ(ヒトエグサ)が抱える問題に行き当たりました。沖縄を代表する海産物の一つ、アーサは一年の限られた時期しか収穫できず、その後の保管中に色素劣化して商品価値を失い、廃棄せざるを得ない産物が出る実情があります。本開発では、これら廃棄予定だったアーサの有効活用を模索すべくキーボタニカルに設定。産地によって風味の異なるアーサのうち、最終的に恩納村にて収穫されるアーサを選定しました。さらに各所でヒアリングを重ねるうち、伊平屋島の「ヒレザンショウ」と「ハマボウフウ」という植物が、アーサ特有の磯の風味と絶妙な相性を描くことを発見。両方とも一般にはあまり知られない素材ですが、伊平屋島では浜辺等に自生しており、お刺身の添え物や天ぷらなど、島独特の食材として活用されています。
【モノづくりをとおして沖縄農業・水産業の課題解決を目指す】
開発にあたっては、伊平屋島に根付く希少な資源や食文化を守ることを第一に、持続可能な収穫量と植樹方法を島の方々と話し合い、初年度の生産を1,000 本に限定する形で商品として結実。こうして完 成した第3弾は、伝統素材である黒糖と沖縄の美しい海、離島の恵みに敬意を表し「KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum」と名づけました。(メーカー資料参考)
MAKER & CRAFTER
瑞穂酒造(沖縄)
琉球国王尚泰王即位の年、1848年首里の地で創業。170年余の歩みにおいて、常に道を切り拓き泡盛の文化を創ってきた。酒蔵へ龍が舞い降りる夢を見たことから築かれた天龍蔵は、県内で随一の規模の64万リットルの地下貯蔵タンクを有し、いち早く古酒造りに着手、古酒の魅力を届けてきた。「一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」をコンセプトに、沖縄県は日本で一番早く桜が咲く地、沖縄のさくら酵母仕込みの泡盛を使ったジン「ORI-GiN1848」シリーズを展開。2020年11月には、泡盛づくりの技術を再構築し、先人たちが受け継いできたこの伝統的素材のさとうきびを主原料とした、ラムを開発するプロジェクトチーム「ONERUM」を結成。ロンドンで50年以上に渡り開催されている酒類の品評会・インターナショナル ワイン&スピリッツ2021にて、3アイテムがゴールドを受賞、3部門8アイテム受賞している。
SG Group
ファウンダー後閑信吾が率いるBARカルチャーカンパニー。世界や国内のコンペティションで実績あるバーテンダーが多数活躍。 バーの境界を越えた新しいコンセプトのバーを国内外で開発・運営し The World’s 50 Best Bars において世界一の受賞回数を持つ。