
Nakamura Triple Koji Blend なかむら 三種混合麹
1888年創業、麹造りにこだわる芋焼酎蔵。特別に良く実ったという黄金千貫芋と、自社蔵で発見された3種の種麹菌を使用した麹で仕込んだ芋焼酎は、ビターな芋の甘みに深いコク。菌の活動が反映された単調でない味わい。
SPEC
原材料:さつまいも(鹿児島県産)、米麹(霧島市/今村勉)
2023年10月3日蒸留
容量:720ml
アルコール度数:25%
DETAILS
1888年から続く中村酒造場の麹室に棲み着く種麹菌(白麹、黒麹、黄麹)を用いてそれらを掛け合わせハイブリッドな麹菌を産み出すことに成功。歴史が育む土着菌の力が味わいにどう影響を及ぼすか、ぜひ体感してみてください。 軽やかな白麹、力強い黒麹、甘く深い黄麹のバランスが酒質に反映され独特なニュアンスをもたらしています。ややビターな芋の甘味に深いコクが相まってストレートではワイルドな印象ですが、水やお湯を加えると途端に柔和な印象に変わります。(メーカー資料参考)
MAKER & CRAFTER
中村酒造場
創業は明治21年(1888年)。初代中村金助氏が中村酒造場を立ち上げ、鹿児島県霧島市にある国分平野と呼ばれる田園地帯で、今日までの長い間焼酎を造り続けてきました。現在まで六代に渡り脈々とその伝統は受け継がれ、創業当時からの熱き想いはそのままに、今尚焼酎の進化を追い求めている。「人の手」「人の技」に重きを置き、昔ながらの焼酎造りをしています。石造りの麹室やそこで行われる手造りの麹、1本1本規格の違う和甕や石造りの冷却槽。昔ながらの道具で、昔ながらの造りをしています。だからこそ独特の優しい味わいが生まれます。